空売りは危険!って言うけど見方によっては買いの方が危険って知ってた?
空売りって損失が青天井に膨らむ可能性があるから危険ってよく言われていますよね?
なんとなくいいイメージはないと思います
しかし、よく考えてみると実は買いの方が危険ではないか?という見方もできます
簡単に説明していきます
- 空売りは下がれば利益になりますが、逆に上がれば損失が青天井に膨らんでしまうリスクがあります
- 買いの場合は下がったとしてもその価値がゼロになるだけです
これだけ聞けば空売りの方がリスクが大きそうですよね?
しかし、これは損切りをしなかった場合の話です
ですが損切りルールを守った場合でも踏み上げが怖いという理由で空売りをしないということもあると思います
ここからが本題
日本株を扱っているとわかると思いますが、下げのスピードの方が早いのです。圧倒的に
人間は心理的に得るものよりも失うことを恐れますから当然といえば当然です
3か月かけてあげたものが1か月もたたないうちに上げ幅分を下げてしまうなんてのはよくあることです
暴落やショック時はものすごく速く下げます
このことから事実として何が言えるか、、、、
買いより売りの方が早く大きな利益が出ますし、踏み上げのスピードより下げのスピードの方が速いので買いの方がリスクが大きいという見方ができます
空売りの方がリスクが大きくて危険なら売り専門の「売り屋」なんかいません
なので空売りを毛嫌いするのは非常にもったいないのです
アベノミクスなどの株価上昇も確かに大きなチャンスですが、株価の急上昇の後には必ず暴落があります
空売りができれば暴落もチャンスになります
他にも一時的な下落に対するリスクヘッジとしても使用できますし、メリットの方が多いのです
ただ、むやみに空売りを使用すればいいというわけではありません
当然下がりやすいチャートの形や、空売りをするのが危険な形というのも当然ありますから勉強や練習は必要ですし、損切りを確実にできることは必須です